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2010年8月17日 (火)

休暇、ばなし

ここ数日、「酷暑」からさらに一歩進んで、もう何と表現したらいいかわからないような暑さの続く東京都内でありますが、お盆で帰省される方々がやっぱり多いためか、心なしか電車が空いています。

▽ そして夜には、大きな荷物を抱えた親子連れが、疲れた顔で乗車してくるのも、この時季ならでは?

■ 特許事務所の休暇、というのは、もちろん事務所によって区々ではありますが、つらつら眺めるに、経営弁理士(Partner)の層と、雇われてる弁理士(Associate)や技術者の層と、事務方の層とで休暇の取り方が違っているように思います。まぁ、私の知る限りの数事務所の例を一般化することに意味があるかどうかは、ここでは措いておきまして…。

■ いわゆるアソシエイトや技術者の層の休暇は、ふつーの企業のそれとあまり違わないように思います。
 当初パートナーだけだった事務所が、すこうし成長して(?)アソシエイトを雇うようになるあたりで、いわゆる雇用条件というか、就業規則的なものの整備が問題になってきます。
 この就業規則、あまり厳しすぎるとアソシエイトの定着率が下がる恐れがあり、かといって緩すぎると問題が発生することが懸念されるので、ちょうどいいところを狙うのがなかなか難しいのです。
 そこで、ごく一般的には、パートナーが以前勤務していた会社だとか、事務所だとかの就業規則を---言葉は悪いのですが---パクって作られることになります。前例のある無難な路線に逃げるわけです。もっとも、これが一概に悪いわけではなくて、適切であることも多いのですが、当初個性的な事務所を目指しているようなつもりでいると、このあたりから「世にふる」事務所とあまり変わらないでもいいか、という妥協が多くなる---ような気がします。
 まぁ、それも悪くはないのですが。

■ 事務方の休暇は、これはもう普通の企業と変わらないものをコピーしてくるのが一般的かと思われます。
 小企業向けの典型例というのは数あるので、いいとこ取りをして適当に作ります。

■ というわけで結局のところ、アソシエイトや技術者、事務方の休暇制度は、比較的一般的な企業に近いものになるかと思います。年間20日かそこらの有給休暇と、2,3日の夏休み、それに正月の休み、といった感じかな。有給の持ち越しは1年まで、とかそんなふう。

■ 一方、パートナーの休暇、ということになると、これが難しい。
 パートナーの場合、事務所自体が管理下にあるため、いつでも出勤して仕事ができるというのがいけない。
 例えば私の場合、土曜でも日曜日でも、祝祭日であっても、正月であろうと、

「あ−、あの案件そろそろやらないといけないな」

とか

「FAX大丈夫かな」

と思い始めると気になって、出勤してしまったりします。休暇のつもりなのに。

■ 休むべきときに休む、というメリハリがつくようになるまでには、事務所立ち上げから暫くかかるのだろうと勝手に思っていますが、ふと考えてみると、以前いた事務所のパートナーたちは、結構休日でも出勤していたなぁ(家に居場所がなかった、という説もあり)…。

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