弁理士とは ばなし
なんだか電車の中で小学生くらいの子供たちが、落語家がやるような謎かけをやってるのをみて、
ほほう、近頃の小学校ではあぁいう授業もありか
などと思っていましたら…。
なんだか、謎かけをやる芸人さんが人気らしいっすね。まぁ、いいことか?
▽ お題を貰って何か言うわけですが、その素早さがまた凄いのだそうで、まぁ才能のある人がいるものですねぇ。
■ 本日は全国的に「弁理士の日」です。
なんですか twitter 上で幾人かの弁理士の方々が、この日に「弁理士とは」というお題で blog 書かないか、ということを始められたようで、お誘いが回ってきましたので、お題として引き取ってみることに致しました。
とはいえ、大上段に構えたタイトルです。「弁理士とは」。そう、言われましても、ねぇ。
■ もし、弁理士を知らない人から唐突に、「弁理士とは?!」などと問われたら何て答えるだろう、と考えて、自分ならたぶん、
「あぁ、人間ですよ、たぶん」
とでも答えるだろうなぁと思ったわけです。
■ 別にふざけているわけでもありません。弁理士ってやっぱり「人間」だと思うわけです。
- 作成した明細書を見ていても「ひと」が出ます。やっぱり。
- 面談に伺ったときにも、発明者の方の熱意みたいなものが感じられると、思わず共感してしまいますし、盛り上がってしまいます。
- そんなところで聞いてきた発明に対して、理不尽な拒絶理由がくると、義憤にかられてしまいます。
- 仕事で目にした発明が面白いものだと、思わず「鑑賞」してしまいます。
- 日本人にありがちなことかと思いますが、結構、小心者です。だからいつでも期限(法定期限)を気に掛けていられるのです。
- 保守的な議論に呑まれがちですが、新しいことも大好きです。事務所経営者の方のうちには、例えばあのPDCAサイクル的に言えば、「PPP(Plan, Plan, Plan and Plan)…」型の人もいれば、「DDD(Do, Do, Do and Do)…」型の人もいる、というように思います。結局はいつのまにか元へもどっちゃう。
- 誉められれば素直に嬉しいですし、貶されればふつーに落ち込みます。
- 酒を飲めばふつーに酔います。ただ、酔った後に議論好きになる方は多いような、そんな気がします。
そんな意味で、弁理士って人間だと思うのです。
■ じゃぁ、何か弁理士に共通する性格みたいなものがあるかと、あえて知り合いでよく一緒に呑んだりする弁理士さんから共通点みたいなものを拾ってみるとー、
…酒好きが多いですね(一緒に飲みに行ってるんだからあたりまえである)。
冗談好きも多いと思います(単に酒が入ってなんでも冗談に聞こえてるっていう説もある)。
議論好きも多いような気がします。酒が入ると、話の内容が難しくなってくる人というのがいます。
しかし、それ以上に、皆様それぞれに個性をお持ちですしー。まぁ技術好きというところでは共通している気も致しますが。ものの仕組みみたいのがわかるのが楽しい、みたいなところですか(誰でもそうだという話もあり)。
■ そういうわけで、やっぱり私の思うところ、弁理士とは「人間」だというわけです。
■ なんだか締まりませんナ。
じゃぁひとつ、謎かけでも。
「弁理士とかけまして、ひな祭りの男雛とときます。そのココロは、どっちも『ダイリ(代理・内裏)で生活』してるんです」
…オソマツ。
※ 一部で書いておりました「夜の代理人」ばなしにつきましては、お望みでしたらどっかの酒の席で、でも。
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コメント
お忙しい中、ありがとうございました。
「お題に問題あり」だったかもしれません。
申し訳ないです。
次回こそもっとましなお題を・・・。
投稿: ドクガク | 2010年7月 2日 (金) 05時44分
コメントありがとうございました。
すみません。別にお題に難があったというものではなく、私のこの題材に対する不適合が問題かと。
投稿: ntakei | 2010年7月 5日 (月) 02時23分