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2010年5月26日 (水)

ニュースネタ ばなし

昨日、ひどくがっかりすることがあって、鬱々とした気分が続いている。すこし気分転換に、週末はどこかへ出かけてみるか。

▽ そういえば、今頃の時季は芝桜がキレイだというが、そういうところはたぶん、芝桜よりも人の頭を数多く見ることになりそうなので、パス。
そんなこんなで、

元気がなければ、blog 更新も今ひとつ!

(このパロディのつもり文も、まったくキレがない…)というわけで、本日はニュースネタで一つ、ご勘弁のほど。

■ 最初の話は、Google がオープンなウェブ用ビデオコーデックを定める WebM とかいうプロジェクトを起こしたというような話。プロジェクトのサイトは http://www.webmproject.org/。FFmpeg なんかのためのパッチも出ているようなので、アプリケーション側の対応は結構ラクかもしれない。
 しかし問題なのは、これが本当にオープンにできるか、といようなところ。
 もともとこの WebM プロジェクトが開発しようとしているコーデックは VP8 というものをベースとしている。ところがこの VP8 のコードを分析したという、Jason Garrett-Glaser 氏の blog、Diary of An x264 Developer(http://x264dev.multimedia.cx/)のポストによると、VP8 のエンコーディングは、

予測→変換と量子化→エントロピー符号化→ループフィルタ

という順序で行われており、例えばその変換ステップにおける処理は、若干の相違を除けば H.264 そのものだと指摘されている(もっとも相違点は相違点として存在している)。

■ この指摘によれば VP8 の処理は部分的には H.264 と同一になっている可能性があり、当該部分に H.264 関係の特許権があれば、MPEG-LA (MPEG 関連技術のライセンス元)からの干渉があり得る(既にその趣旨の発言がされているとの報道もある:http://digitaldaily.allthingsd.com/20100520/googles-royalty-free-webm-video-may-not-be-royalty-free-for-long/ など)。
 Google は YouTube のコンテントも、この WebM を利用したものにするというし、この行く先はいろいろと論議を起こしそうだ。

■ あぁそうだ。ついでに一つ、情報をアップデートしておこう。
 いつぞや、ここで紹介した「パテントプール概説」、改訂版がでているのであった。オビによると、ライセンス条件の変更等、次世代型パテントプールの課題について追加、という話。実は私もまだ読んでないんだけれども…。

■ えー、もう一つのニュースネタ。
 それは、「キヤノンが家庭用のSEDテレビの開発を凍結した」というはなし。採算が合いそうにないという判断らしい。ちょっとばっかり期待してたのになァ。
 これが、この blog のネタになるという意味は、ナノ・プロプライエタリ社との長期の訴訟を乗り切って開発を進めていたから。いちおう、業務用などとしては開発の途を捨てていないみたいだけど…いろいろ考えさせられる。

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