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2009年12月25日 (金)

反論ばなし(さいご)

ブログネタ: 年越そばって、大みそかの夜、何時ごろに食べますか?参加数

子供の頃は、晩ご飯が、そのまま年越しそばでした。
あるとき、榊莫山先生の本で、夜中に暖かいソバを抱えて食べるところが描写されていて、それがとても美味しそうに思えたので、それいらい、夜中にゆでて食べたりしてます。

…そうすると、晩ご飯のアイディアが浮いてしまうので、それが今度は問題ですが。

 --- この話おわり。

▽ 「反論ばなし」も随分長くなって参りまして、いっそのこと、ある程度条文別にまとめてPDFにでもしてみようか、などと考えたりしてます。
 まぁ、それはそれとして、反論のはなしは時期によってもいろいろで尽きることがなく、続けていてもダラダラするだけなので、年明けを機に何か別の企画でも…

■ 先日届いたパテント誌を事務所帰りの電車中でパラパラと見ました。中間処理関係の話が採り上げられているなかで、審査官の方が、

「これはダメだ」

という意見書例を挙げられておりまして。
 その例は、かなり極端な例で、要するに拒絶理由のコピペ+本願の一部のコピペ+効果主張みたいなふうの意見書でした。こんな例があり得るとは思えませんが、少なからずただのコピペに見えるものがある、ということなんでしょうか。

■ 常識は人
(事務所)によって違う、といっても、実務にそれほど大きな違いはないだろう、と思うのですけれども、実はサービスの内容には随分と事務所によって相違があるみたいですね。
 先日、とある企業の知財担当者の方から伺った話では、拒絶理由に対する事務所側コメントが、

「添付の拒絶理由通知がありましたので、お送りします。ご査収ください。
 期限はX月X日です。」

というだけ(コメントか?)のところがあるようです。
 クライアントさんによっては事前のお約束でコメントを出さないところもあるのですが、中間手続の対お客様の基本は、

コメント→(面談、審査官面接等)→草案作成→承認→手続

という流れかと思うわけです。
 コメントの基本は、拒絶理由の内容の妥当性についての事務所側判断、反論可能性、可能な反論とそれぞれの影響(エストッペルなり、補正後の権利範囲なり…)ということになるはずですが、ここでどういうオプションを絞れるかが、まぁ、代理人の一つの腕の見せ所(あるいは料金の反映どころ)かも知れません。手が広い場面も多いのですが、ただ単に

「どうしますー?」

というのでは、仕事してないだろ、と責められても仕方がないような…。

■ いつかも書いたことですが、拒絶理由に対する反論は、権利範囲の減縮をどうしたって伴うものですから、その内容については事前にお客さまとの間で合意が成立していないといけません。
 ただし、権利化が図れなければ「権利範囲」という言葉すら意味がありませんから、そこは最低限、権利範囲が生まれることを前提として、どこがどう削られた権利になるかということについては、予め必要なだけの説明は尽くしておくべきではないかと、思うわけです。…難しい場合もありますが。

■ まぁ、そんなこんなで、個人的には拒絶理由に関するコメントを出さないというのは考えにくいのですが、コメントを出さない、というオプションには何か意味があるのかどうか、コスト低減?でしょうか、ねぇ。

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