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2009年9月30日 (水)

釣ってみる? ばなし

セカイカメラを iPhone に入れましたので、ときおり気がついたときに外で取り出してみたりしていますが、なんかタグが比較的高い位置につくみたいで、手元においた状態ではタグが見られないんですよねぇ。腕を伸ばして目の前に立てないと(ちょうど写真を撮るみたいな格好)。そんなわけで、電車内ではちょっと使えないです。恥ずかしい…。

▽ サービスとしてはまだまだこれから課題が山積だろうと思いますが、面白いサービスに発展してくれることを祈ってます。

■ ネットワークでのサービスといえば、最近、GREE が DeNA らを相手取って、DeNA らが提供する携帯釣りゲームが、GREE 側の釣りゲームの著作権を侵害しているとして訴訟を起こしたらしいですね。
 読売のオンラインでの記事によると、GREE 側は、知財を重視していて、

保有する知的財産権が侵害されたと判断した場合には、毅然とした態度で臨む

というようなことを述べているらしいです。
 それはいいんですがー。

■ GREE 側は一体全体、どういう訴えなんでしょうか。これがわからない。
 ITMedia というところのサイトで、GREE 側とDeNA側の両ゲームが比較されている絵がありますが(http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0909/25/news042.html)、要するにどちらも

  1. 竿投げ操作
  2. 魚のシルエットが針に近寄り、浮きが沈み込むタイミングでボタンを押しっぱなしにすると、「針にかかった」モードへ遷移、
  3. 「針にかかったモード」の状態で、画面上にあるマーカーに、魚のシルエットが一致したところで釣り上げ操作を行うと釣り上げ成功、釣り上げ操作が行われたときに、マーカーと魚のシルエットとの距離が一定以上だと、釣り上げ失敗とする釣り上げ成否の判断、
  4. 採点

という流れみたいです。
 ここで3.のマーカーですが、GREE 側はブルズ・アイ的というか、同心円が複数描かれ、中心を含む同心円内で釣り上げ操作ができれば成功とするみたいです。
 一方 DeNA 側は、同じような同心円ではありますが、各円と円との間の空間が円周方向に5つぐらいずつ分割されて、小領域に分けられています。小領域のうちいくつかには他の小領域と背景色が違えられているものがあり、おそらくこの背景色の相違によって、どの小領域内で釣り上げ操作をすればいいかが決まるといった類かと思います。

■ またこれらのゲームの類似性の一つが、課金システムにもあるみたいです。どうやら基本的な操作自体は無料だが、竿だとかそういった「アイテム」に課金をするシステムらしい。もっともこうした「アイテム課金」自体は、オンラインゲームでふるくから知られているシステムではあります。

■ と、こういう状況で、さて。どこいらへんが著作権侵害、なのだろうか、と思った次第です。
 絵柄自体は釣りゲームという範疇では似ているといっても、著作物が複製されているとは(たとえゲーム画面を著作物と認めたとしても)、ITMedia の記事を見た限りでは思えないのですが…。

■ そういえば、同じ釣りのゲーム、というか、パチンコだかパチスロだか(スミマセン、そっち方面は疎くて…)だかの事件で、被告側企業の専属で台のデザインをしていた企業(原告)が独立したあとで、被告側が当該専属時代にデザインされた台の映像をそのままつかって、家庭用ゲーム機にパチスロシミュレータか何かをつくったという話で、原告側の著作権侵害が認められたようなケースがあった気がしますが(あぁ、これかな? 平成14年(ワ)1919号---ただ本当に、こういう事案だったかは、いまちょっと未確認です---)、そこまで特殊な事情があれば別論として、ゲームの画面デザインとしてはデッドコピーにもなってないみたいですし、課金システムも別にオリジナルではないみたいですし…。なんだか類似しているのはアイディアレベルみたいで、特許権に基づく−というのならまだしも、著作権…なんですかねぇ。

■ 訴状が見られるわけでもありませんので、疑問の解決篇がいまできないのはもどかしいですが、この種の訴訟で著作権を使うっていうのが、何か勝算があるのか、どうか。ちょっと見守ってみたいかな、と思います。

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