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2009年8月18日 (火)

ニュースネタ×2

日本も横に広いおかげで東西でいろいろと違うことがあります。
その違いは、例えば食文化などでとても大きいように思います。その一例がおでん。
関西のおでんで「スジ」といえば、牛のすじ肉を串刺しにしたものですが、関東で「スジ」というと、魚のすり身に軟骨を加えたものです。また、うどんやそばの「キツネ」と「タヌキ」もそれぞれ少しずつ違うようで、いつだったか都内のそば屋で相席になった2人組の関西人が、

「たぬきって、シイタケがはいっとるやつやろ?」

などと(私の関西弁はテキトーです。ご容赦のほど)話していたので、思わずツッコミそうになったことを覚えてます。

▽ もう一つ知らなかったんですが、「串カツ」というのも関西では、とにかく肉でも魚でも野菜でも串に刺してころもをつけて揚げればいいんですね。関東で「串カツ」というとどうしても豚肉とタマネギの串揚げに思えるのですが…。

■ 本日は細かいニュースネタを2点ばかり。
 一つは、串カツの話。
 東武百貨店が丼ものを中心とした催しをしていて、そこである飲食店が串カツなどを盛った丼ものを

「野獣丼」

と称して販売していたんだそうです。
 ところが、この「野獣丼」、商標登録がされていました。商標登録第5010965号です。
 登録日は 2006 年の年末。料金のほうは5年分の分納をしているようで、とりあえず分納満了日が 2011 年になってます。
 商標は標準文字で、まさしく

「野獣丼」

 これでは商標権者は文句の一つも言いたくもなるでしょうが、一点だけ気になる点があるとすると、指定商品が30類の「豚丼」だけになってることです。ただ類似群コードでみれば 32F06 で、この中にはカツ丼なんかも入っていることからすると、丼ものはだいたいこの中に入るんで、商品類似の範疇(専用権部分ではなくて禁止権範囲(37条1号))と考えてもよさそうですが…。

■ とにかく東武百貨店側は、ニュースの書きぶりだと、一応は謝罪して販売中止までしておいて、そのうえで「商標権侵害ではない」と主張している模様です。ヘンに損害賠償の請求に入られるより突っぱねておこうと考えたのでしょうか。
 一方、商標権者側は、これもニュースの書きぶりですと、2003 年に始めた飲食店で「野獣丼」を提供していたようですが、2007 年 10 月には店を閉じているかのような感じです。そうとすると、この商標権、既に不使用になっていて、今後の使用予定もないんでしょうか。仮にそうだと、損害の発生が、どうでしょうねぇ。

 なんせニュースからみた憶測で書いてますので、舌足らずですが、商標権者側も、もう要らないなら適当な売価で販売店側に売ってしまったらいいのに、とも思いますが、思い入れのある商品で、その商標だったりすると、割り切れないものもあるのかも知れません。

■ 次に話は一転致します。
 数年前に、久しぶりに映画館で映画を観たとき、カウンターでチケットを申し込んだら、

「どの席になさいますか」

と言われて驚いたんです。

「いえ、あのー、指定席では(そんな余裕は)ないんですけど…」

と、言いましたら、なんとまぁ。大きい映画館は全席指定で、一回ごとに入れ替えなんですね。
 学生時代は、映画も行きましたが、どちらかーというと、吉祥寺のバウスシアターとかジャヴ50とか、渋谷の東急文化村ル・シネマとかの上映ものがメインでしたので(いや、あの、そんな目で見ないでください)、ロードショーものとか久しぶりだったんですよ。そのとき。ジャヴ50なんてソファーで、空いてたら寝そべって観られましたし、指定席なんて考えも…。

あれ? えっと、何の話でしたっけ。

■ あー、そうそう。それでそのとき(大きい映画館へ行ったとき)、もう一つ驚いたのは、アタマにビデオカメラを被ったパントマイミストが現れ、しばらくしてから、捕らえられ、

「STOP 映画泥棒」

とかいうタイトルとともに、劇場での撮影は厳禁ですとかいう(要するに著作権の侵害ですという)宣伝がでてきたことです。

 こんなところへカメラを持ち込むやつが本当にいるのかね、

と、そのときは一緒に行った知人と話したものです。

 ところがだ。いるんだ。これが。

■ 劇場で盗撮されたらしい動画像を、堺市の会社員の男がネットで流通させたとのことで、京都府警に逮捕されたそうだ。
 盗撮の証拠、というか、なんと、盗撮の場所まで特定されていて、「愛知県内の映画館」であるという。

どうして撮影場所までわかったんだ?

 と、ニュースを読んでみたら、またビックリですよ。なんとね。映像にウオーターマークが入ってるんですって。知らなかった。

■ ふつう、映像上に可視的に(要するに見えるように)透過的なマークを入れるのがウオーターマークで、不可視的に(機械によって復号操作をして解読する)マークを入れるのは電子透かし、といって区別しているようだ。
 してみると、映画館ではコヤごとに異なるウオーターマーク(すかし)を可視的に、スクリーン上の映像に合成していることになる。へえぇ。なんか、ウオーターマーク投影機みたいのが設置されているってことかしら。
 どこに合成しているんだか。もっともウオーターマークが目立ちすぎて、画像処理で取り外すことができたら意味がないから、目立たないようになっているのだろうけど。
 それにしてもビデオカメラの解像度で捉えられるってことだよねぇ。

■ なお、映画泥棒は割に合わないし、そもそも犯罪行為ですので、決してなさらないよう。どうしても安価でみたけりゃ、DVDレンタルのほうが安全ですし、確実ですし、画質も音質もいいと思います。

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