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2009年1月 5日 (月)

段々ばなし

新年早々、体調を崩してしまったことは、先に書いた。知り合いにその旨連絡すると、
「運動が足らないんだ。運動が。」
と、言われ、3日には、高尾山登山に向かうことに。

▽ 日頃、高尾まではあと2駅のところ(八王子)は通過しているのだが、高尾山へ登ったのは、何を隠そう今回が初めてであった。そして何より、その人出の多さに仰天した。
 山頂まではほとんど階段登りで、登山風なところは一つもない(いわゆる「1号路」を通る場合)が、その階段の段数が莫迦にならない。病み上がりとしては応えた。
 ともあれ、山頂からは富士などが望めて、これは登った甲斐が…と、写真にでも撮ろうとすると、後から後からやってくる人波に押されて、ピンを出す余裕もなく、結局撮れたのはこの一枚。

090105

高尾山頂よりの富士

 iTunes Store(Japan)

■ 今年はまず、特許庁新様式に対応した段落番号付与ソフトを作るところから始めなければなるまい。
 毎度思うのだが、こういう様式対応の部分については、出願ソフトが担当してくれないものなのだろうか。近頃のパソコン出願ソフトでは、段落番号の連続性チェックをしてくれるのだが、付与はしてくれないのだ。まぁ、旧オンライン出願機のように、段落番号の連続性チェックもしてくれなかったよりマシ、という方もお出でだが、チェックができるなら付与もできそうなものだと思うのは私くらいなんだろうか。

■ 段落番号
の付与の仕方に趣味があるということなんだろうか。
 まぁ、段落番号は明細書の補正の単位を示す基準という役割のある関係上、関連のある記述をひとまとめの段落にしておく、という主義の人もいるみたいだ。
 こういう方の場合、

「ここに段落が欲しい」

という印を付けながら明細書を書くらしい。
 ある弁理士さんは、段落番号が欲しい箇所に

【00】

という「しるし」を含めながら明細書を書いていき、最後にこの「しるし」を段落番号に置き換える方式を採っておられた。こういう方の場合、段落番号付与マクロを作成するのはそれほど難しい作業ではない。

■ しかしながら一般的なのは、明細書をベタに(印を付けずに)書いてしまった後で、段落番号を付与していくやり方ではないだろうか。こちらの方は、案外対応が難しい。
 こういう場合の段落番号付与方法として最も多いのは、おそらく

「改行+全角スペース」

を見つけ出しては、段落番号を付与していく方法である。
 しかし、単純に「改行+全角スペース」を段落番号付与の目印にしていくと、「なお書き」のような短い段落にも一つ、段落が付与されてしまう場合がある。例えば、

 【0051】
 制御部11は、CPU等であり、………。また、……
……
………している。
 【0052】
 なお、制御部11は、CPUではなくDSPであってもよい。
 【0053】
……

の0052段落のような感じ。ページ数での料金加算を認めておられるお客様からすると、

(ページ数稼ぎ?)

という誤解を受けかねない(実際には段落番号付与ソフトの仕様である場合が多いのだが)。
 こういう場合、「なお書き」を前の段落末尾にくっつけてしまうか、または、段落を付けないように工夫する。個人的な主義の問題が絡むことも多いが、こういう「なお書き」を別段落で書きたい、という要求は案外多いようだ。
 そういう要求を簡単に満たすためには、段落番号付与ソフトの裏をかいて、あまり明細書で使わない記号、例えば「@」(全角のアットマーク)を入れて、

 制御部11は、CPU等であり、………。また、……
……
………している。
@ なお、制御部11は、CPUではなくDSPであってもよい。
……
などとしておき、段落番号を付与してしまってから、全角「@」を削除するという方法を採ればよい。上のようにすれば、「なお書き」段落が、「改行+全角スペース」で検索されないという寸法である。
 いささか原始的だが、こんな quick hack が現場では案外有効であったりする。ただ、word の場合、この方法を採った後で、ときどき全角「@」の検索に失敗して、「@」の外し損ねがあったりするので、出願前のプルーフリードはやっぱり欠かせないのだが。
 なお、私の作成したエディタソフトでは、「n文字未満の段落には番号を付与しない」という設定ができるようにしているが、この機能を今度のマクロにも入れようかなぁ。

■ 段落番号は連番でなければならないが、階段の昇降は必ずしも一段ずつでなくても構わない。私も、以前は階段を昇るときには1段くらい飛ばして昇ることができたものである。件の高尾山登山では、最初のうちこそ階段を1段昇る度に、段数をカウントしていたのだが、そのうちカウントなどどうでもよくなってしまった。それは段飛ばしをしたからではなく、カウントする余裕を失ってしまったのである。山頂で、とろろそばをすすりつつ、

「これはいかん」

と少し真剣に考えた。今年はまじめに自分の体力向上にも取り組まなければならない。

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