« [アンケート]転職の回数 | トップページ | 鼻で確かめるはなし »

2007年10月29日 (月)

バージョンアップのはなし

Windows Vista の発売から遅れること数月、MacOS X の新バージョン Leopard  が先頃、リリースされた。
Finder(visual shell)の look and feel も、ちょっとだけ変更されたようで、写真で見る限り(これを思う存分試せる Mac がいま手元にないので)、dock がちょっと3Dっぽくなったようだし、Stacks とかいう(HyperCard と紛らわしい名称だな…)ファイル保存エリアができたりしているようである。

Apple Store(Japan)

▽ バージョンアップには、新しい機能を試す楽しみがある反面、いままで出来ていた操作が出来なくなってしまったりする場合もあって、ときどき苛々することにも繋がる。まぁ、セキュリティ対策くらいの fix だとそういうことはあまりないんだけど。
 いや、ないはずなんだ、けれども…

■ 公的認証
 ちょっとした手続にも、運転免許証の提示やらが求められる昨今である。以前は思いも寄らなかったような犯罪が行われる虞があるのだから、それに巻き込まれないように本人を識別するのは悪くない。とは思うものの、例えば運転免許証にどれほどの証明力があるのか、とか、顔写真つきの証明書を見せろ、とかいう場合もあるので、運転免許をもっていない人たちのことも考えて、せめて健康保険証に写真くらい載せろ、とか、意見はいろいろあるようにも思う。

 そこへ登場するのが、「住基ネットカード」である。このカード、接触式のICカードであり、外観はまるでクレジットカードみたいだ。住基ネットカードは、写真入りと写真なしの2種類がある。ここで写真入りを発行してもらうと、それが個人の証明書として使えるようになるのだ、と宣伝されていた。なるほど、住基ネットならば、よっぽど特殊な事情がない限り誰もが発行を受けることができる。発行も無料だし、運転免許よりも入手しやすい。
 住基ネットカードには、さらに公的認証の個人認証情報を格納できる。これには500円ほどがかかる。

 特許庁のインターネット出願においては、この住基ネットカードの公的認証を使うことができるのである(現在のところ、PCT の手続を除く)。そこで先日、新事務所での当面の手続のため、この住基ネットカードを作成してきた。

■ クライアントソフトウエア
 私の住んでいる市の市役所の建物は古い。全体的に「いい色」に染まり、少々ささくれのできたような木造2階建の建物である。住基ネットカードの交付は、この建物の中で受けたわけだけど、最後にカードとともにCD−ROMを手渡されたとき、古色蒼然とした建物の中で、昭和の気分だった私としては、なんだかいきなりそぐわないものを渡された気分になった。このCD−ROMには、「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」というユーティリティが入っている。

 ともかくカードとCD−ROMとを持ち帰り、カードを、予め Coden のサイトで購入しておいたカードリーダ(SCR3310-NTTCom)に挿入する。リーダを接続したPCのOSは、Windows xp である。CD−ROMの中をみると、xp に対応したユーティリティがナゼか2種類ある。Vista 対応はまだなのか(11月1日リリースとのことである)、と思いつつ、当然のようにバージョン番号の大きい方、2.X をインストールする。

 ところがこれが動かないのである。Java VM が正しくインストールされていないというようなメッセージが表示されて、インストールすら完了していない模様だ。

どういうわけだ?

と訝りつつ、カードを抜いたり挿したりしながら、様子をみる。なにも変わらない。
 何がいけないのかわからないままに、SUN のサイトから新しい JRE(Java Runtime Environment) をインストールしてみる。そしてユーティリティを起動。やっぱり動かない。
 妙な感じである。仕方がないので、ネットワークで情報を調べる。大した情報がないなかで、1.X にダウングレードしている人がいることを発見。これはもしかしたら…。

■ そうなのである住基ネットカードのユーティリティ 2.X は、いま最新の JRE では動かない。特定の、決まり切ったバージョンのもの(具体的には今日現在で一つ前のバージョン)でしか動作しないのだ。何を考えてソフトウエアを開発しているんだろうか。なんのためのバージョンアップなのやら。
 開発担当者に深い不信感を覚えつつ、バージョン 1.X をインストールする。インストールは簡単に済み、カードに記録されている個人認証情報を読み出すことができるようになった。
 おかげで、知り合いから頼まれていた出願(ご祝儀がわりかなぁ? ありがとうございました)を、期限内に完遂することができたわけだが、相変わらず、こういう情報をなんでちゃんと書かないの?

07.10.28 現在、住基ネットカードの利用者クライアントソフト 2.X は、最新の JRE では動かない。最新の JRE を使う場合は、利用者クライアントソフト 1.X を使う必要がある。

 そういうことだろう?
 公的認証のポータルサイト(http://www.jpki.go.jp/)の更新記録を見ると、ときどき対応 JRE のバージョンを上げているようだが、こんな方法では、バージョンアップに追いつけるわけがないと思うのだが。

|

« [アンケート]転職の回数 | トップページ | 鼻で確かめるはなし »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/165428/16905781

この記事へのトラックバック一覧です: バージョンアップのはなし:

» ダイエット 食品・マイクロ・簡単ダイエットあれこれ [ダイエット 食品・マイクロ・簡単ダイエットあれこれ]
ダイエットをしてる人、ダイエットしないといけない人、ダイエットしようと思ってる人は必見のブログです。 ダイエット食品、マイクロダイエット、簡単ダイエットなどをご紹介します。 [続きを読む]

受信: 2007年10月29日 (月) 02時17分

» ここ [ここ]
ここ [続きを読む]

受信: 2007年10月29日 (月) 06時06分

« [アンケート]転職の回数 | トップページ | 鼻で確かめるはなし »