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2007年7月 2日 (月)

その舞台裏

昨日は、知財学会の2日目で、弁理士の日で、弁理士論文式試験の日だった。ただ、弁理士の日の記念行事は本日、ニッショーホールで行われる。弁理士会の方々も、連日大変だ。

▽ 私はとりあえず発表を終えたことで、一安心…もしていられなくて、もう次の「仕事(お金になる業務外)」が入ってきているわけだが…大丈夫か>私。

■ 弁理士試験のほうは、大層難しくて長い問題が出された模様で、漏れ聞く内容から察するに、パリ条約のハナシだとか、優先権の効果みたいなハナシが出題されたようだ。論点が多すぎる、という感想をいくつか目にしたが、論点が多いということは、各論点について突っ込んで記載する必要がなく(そんなことできない)、論文の流れも作りやすいので、別な観点からすると「案外ラク」なんだけどなぁ。まぁ、当事者には当事者の苦労があるものだから…。
 それはそれ。後日の記事のネタに取っておくとして…。

■ 知財学会の発表については、裏話をすれば、当日のプロジェクタ等の設備が今一つちゃんと機能してくれなかったために、現場で多少のリハーサルをするべきところ、これができなかった。
知財学会の会場では、裏側に大変立派な機材(RAMSA)が揃っていたのだけれど、プロジェクタの一つは、設定の仕方が悪いのか機能してくれないし、機能する側のプロジェクタは、縦に太い線が入ってしまって、スライドの端が欠けてしまっていた。PCのせいではないか、というので、持ってきたPCをつかってみることにしたところ、こんどはファイルが開けない。いや正しくは、開けるんだけど、文字が写らなくなってしまっていた。なぜ?いままで開けていたのに…と、一瞬頭の中を「?」が飛び回ったが、はっと、気がついた。
貸与されたPCは、Windows vista で、こちらで持ってきたPowerPointのファイルを勝手に変換してしまい、その変換後のファイルは、 XP で動いていた PowerPoint 2003 互換でなくなってしまったものらしい。

発表開始まで残り10分というときになって、ようやく設備に詳しい方を呼び出すことになり、やがてこの方が到着したのだけれど、その途端、定刻になってしまい、発表開始。

「もういいです…(あとはこっちでフォローします…)」

という羽目に。
私は、最初に拙い発表を披露して以降、スライド送り係に徹してPCに貼り付きっぱなしだったので、会場からは私は見えなかったと思う。そのとき私は、といえば、発表資料が手元になく(舞台の袖にいらした学会運営の方に、後から持ってきて頂いた)、どのタイミングでスライドを送るべきかが分かりにくくなり、かなり「テンパ」った状態で、各発表者の方のハナシに聞き耳を立てつつ、現在表示中のスライドをにらみつけていた。表示設定を変えたくてうずうずしていたのだが、設定を変える操作をしたときに、スライドがどうなるか見当もつかず、設定も変えられず…。
そんな苦労(?)をしてスライド送りをしていたにも関わらず、来場して下さっていた、某有名弁理士先生に後から伺ったところによると、

「何も見えなかった」

そうで、その点はたいへん残念だったし、折角来て頂いた皆さまに失礼なことをしてしまったなぁと反省しきり。
そのうえ終了後は、おそろしく短時間での撤収が要求されており、いらした皆さまと接する折角の機会だったのに、ろくろくご挨拶ができず、却って失礼をしてしまった(お出でになってくださった方、大変失礼いたしました)。次の会場のセッティングがあったのだそうだが、もう少し余裕を持った運営ができないものなのかなぁ。

■ もっとも内容の方は、やはり大御所の先生方の発表はなかなか素晴らしかったと思う。私? 私は若輩者ですから、あっさりと。そして大先生方には発表時間を長めにとっていただきたいと。
 全員でそれぞれ発表するのではなく、内容をもう少し絞り込んで濃いめのハナシにするべきだったのかなぁと後から反省会(?)をしたのだけれど、それは今後、もう少し突っ込んだ内容ができればということだろうということに落ち着いた。おそらく来年のフォーラムあたりでは濃いめのハナシができるようになるのではないか。

■ それにしても、私としては、久々にこういう学会などと名のつくもので発表をした(もうないと思うが)。過去に学会に出席したのは、かれこれ12,3年前の日本物理学会だ。日本物理学会では、話が長引き始めると極端に長くなるケースが過去にあったとかで、今では、後の発表に差し障らないよう、時間を知らせる鈴が凄まじい音を立てるものになっている。
 それはカステラのような直方体の金属製の箱で、上面に青、黄、赤のランプが配されている。司会者は発表が始まると手元のタイマのスイッチを入れる。例えば講演時間が5分の場合、3分までは青色のランプが灯っている。
3分が経過すると、「カチッ」というリレーの凄い音とともに青のランプが消え、黄色のランプが灯る。4分が経過すると、また「カチッ」というリレーの凄い音とともに黄のランプが消え、赤色のランプが灯る。いわば、「カラータイマ」なのだけど、講演時間である5分が過ぎても飛び去ってしまうことはなく、時間経過後は赤のランプと黄色のランプとが交互に明滅を繰り返すようになるのだ。このとき、明滅のごとにリレーの音が、箱内で反響して大きく聞こえ、「カチッ、カチッ、カチッ…」
 この喧しいことといったら。とても話してなんていられないのである。

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